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2017.04.16 Sunday

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2017.04.16 Sunday

断尾されていないコーギーの後ろ姿

初めて行った銭湯からの帰り道、光る都庁を見てこんなに遠くに来てしまったと、唐突に思った。
2016.05.28 Saturday

黄色のストライプのベッドカバー

おだやかに生きている。
2015.10.09 Friday

We will meet a certain TIME in a ceartain space.

ものを捨てることに抵抗はない。
母はその逆のようで、私が捨てておいてと頼んでおいた服を寝間着にしていたり、
いつまでも姉兄が描いた絵を保管していたり、使いもしない額で押し入れを満タンにしていたりする。
人間関係もおんなじように清算したりするの、と写真家の人に冗談めかして言われたとき、どきっとした。
そんなつもりもないんだけど、わたしの携帯には同じ町の子はひとりもはいっていない。
この1年連絡を取り合った子なんて、ひとりもいないのだ。
ここ数ヶ月、実家に帰ることを少しずつ考えていたけれど、地元には戻れないなと思った。
地元から車で40分のあの場所ならうまくやれたりするんだろうか?
(そしてそれが都合の良い妄想だということくらいわかっている)
東京にいるのは東京にいればどこへでも行けるから。
お金を払って搭乗口に行けばそれでどこへでも行ける。
(そしてそれが都合の良い妄想だということくらいわかっている)
そこに行けば会える人も、もう会えなくなってしまう。
そこに行けば会える人も、もう会ってはいけなくなってしまったのだ。
だから、場所をもちたいと思っているんだろう。
ここにいれば誰かが会いにきてくれる場所。
 
2015.09.11 Friday

佐渡島のキャラメルを食べる

どんどん遠くなる、19歳をかなしくおもう。
道の果て、ベランダでタバコを吸っている、その家にカーテンすら、もうかかっていない。
詳細に覚えていることなんて、なにもない、誰もが遠くなってしまった。
いつまでも懲りることなくここではないどこかを求めていつかノスタルジーで死ぬんだ。
2015.06.22 Monday

カラスが飛んだ、まどろみ

ぜんぜん、悲しくも罪悪感もなく、ただただ会えてよかった。あの春の日のような、恐ろしい幸福感もなく。
明け方いっしょに眠るのは、ひどくただしいことだった。
お店のトイレで3回吐いた。随分年をとったと思う。
触れてくれて、触れられて、よかった。泣いてしまうようなことはなかった。
ただただあなたが好きなだけだ。もう、わたしは大丈夫なんだと思う、同時に全然いい大人になれないってことだけど。
おいでって言われたら、きっと飛び出して、行ってしまう。
尽くすタイプだよね、って言われて、それは君だからだし、ちゃんと気づいてたのってなって上手に茶化せなかったけど、みんなもう聞いてなかったんじゃないかな。
2015.06.01 Monday

みて、あなたのりょうてのひら

わたしたちが賭ける、担保はけっきょく、信じることしかないのだ、
どうしようもなく疑い、きたない言葉を浴びせながら、泥に沈めようとしながら、信じること、
備忘録、交差点に面した窓の大きいカフェで。
2015.05.27 Wednesday

たくさんの嘘の間取り

たしかに完璧な肉体が、そこにはあったのだわ。
いつかは完璧に果てる完璧な肉体が、完璧に再生する、細胞の一つまで死に絶える7つの肉体が、祝祭か呪いか、踊り続けていて、祝福され、同時に追放されもした人類をかんじた。

たしかにあったことばをにくたいをわたしはどんどんわすれてとおくなっていく/だけどけっしてうちゅうにとうたつすることはないんだわ

綺麗な服をきて背筋を伸ばして生きるのだ。
簡単に肉体は老い、朽ちていくのだから。

服屋のステッカーをなんとなくiPhoneケースに貼り付けた。
2015.05.22 Friday

あまりにも早い移動速度は思考に適さない

前住んでいた場所へ帰る、車窓をもう覚えていないな、トンネルの中でババババッて、光る蛍光灯、
朝早くの電車に乗ってみた完璧なあさひ、
まだ、ちょっとだけ、かすかに、握っていられる、
途中のターミナル駅からたまたま出くわして(私はそれを期待してたんだけど)一緒に帰った時のこととか、
みんなで笑いながら死ぬ気で改札までダッシュしたこととか、
きっと彼は思っているよりずっと愛情深い人なんだろう、
わたしはまた遠くへ行く席に乗る、乗っている、
この往還はいつまで続くんだろうか、
2015.05.18 Monday

30人の寝息と、眠っていない3人の携帯の明かり

まいにち、スカイツリーを見ながら家路につき、スカイツリーを背に仕事に行く、
毎日、スカイツリーを去り、スカイツリーで眠っているんだろう人に重ね合わせてる、
きちんと話さなきゃいけないことなんて、何もないのに、
それか、クラッカーでも用意してあげたらいいだろうか、
機会があればと言ったわたしに機会はつくるものだよと言ったくせに、
眠ってしまえばもう何も覚えていないのだ。
その手、その口、その唇も、
ずっとずっと中也がなっている。何度も何度も、夢を見る。
午睡から醒めた日に、誰もいなかったことよりも、隣に寝ているのに寂しくなるのが本当につらい。
こんなに良いお天気の日に、私たちは知らんぷりをするのだ。
ずっとずっと深夜1時から3時までを行ったり来たりしたかった。
隙間なく眠る、完璧な眠気があったころ、すべてが元通りになる可能性を持っていたころ、

そろそろ私はここを去るのだ、
もうなにもタワーの見えないところへ。
2015.05.11 Monday

ホワイトアウトはださい

かわうその うそをうそと思わずに 地下鉄の線路を歩いてる
まどろむ時間に、彼のいるまちを通り抜けるのがすき
あなたは そこで 眠ってる
光の箱 遠くのお星様を殺してしまった
シャッターの閉じる音を聞いていた
優しくできずごめんね、というのは
優しくするつもりなどない、ということで、鉄球が覆う空を考えていた、
気持ち悪いのは彼だけでなく、私もだろう
きっといつしか憎まれるんだと思ってる
真っ白い部屋で眠ってそれから、そのまま

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